コロナウィルスを悪魔に喩える人がいる。実際に罹患して苦しんでおられる方、仕事がなくなり経済的に困窮されている方、身内の大切な人を失った方、家に引きこもり家庭内で暴力を受けられている方ーー、そうした方々がから見れば、コロナは確かに悪魔的にも見えるかもしれない。しかし、以下のような事例も起こっている。
インド北部の町、パンジャブ州から30年ぶりにヒマラヤ(町から200キロ離れている)が見えるようになった。
ロサンゼルスでも光化学スモッグが40%減少した。
これらは、外出制限により大気汚染の状態が改善されたためだ。
大気汚染による早期死亡者数を調べると、全世界年間880万人という数字が出ていた。
コロナによる全世界の死者数(4月18日現在)は15万人。
コロナで亡くなる人は、大気汚染で亡くなる人を上回るだろうか? コロナによって救われる人もいるという事実。
例えばこのような記事も目にした。
ナイジェリアで外出禁止を守らなかった違反者18人が治安部隊によって殺害された。ちなみにナイジェリアのコロナでの死者は13人だという。
コロナウィルスは本当に悪魔なのか、ニンゲンは本当に正しいのかーー、
ーー10年前宮崎県で口蹄疫が発生し、家畜が30万頭殺された。
3年前には鳥インフルエンザで、鶏が12万匹殺された。
ニンゲンは本当に正しいのか、社会は本当に正しいのか、よくよく考えていきたい。
2020年04月18日
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