2014年09月07日

デング熱

日本でデング熱が発生し、大騒ぎしているニュースを動画で見た。
デング熱はタイではよくあることなので「フーン」と何の興味も湧かなかったが、日本のニュースを見ているとずいぶん恐ろしい病気であるような扱いをされているので見ていたら怖くなった。『デング熱』という言葉の響きがイカツイのか、それとも洗脳効果なのか。

タイは年がら年中蚊がいるから刺されないようにといっても不可能に近いが、日本はもう秋であと一ヶ月もすれば寒くなって蚊なんていなくなるだろう。それに、免疫力が低下していないと発症しないわけだから、「労働時間を短くして、休みをたっぷり取ってノンビリしましょう」と言えばいいのにと思うが、厚生労働省はそんな対策を講じる様子がない。免疫力を下げる一番の原因は『きびしい労働』に違いないのだから。

そんなデング熱のニュースが世間を駆け回ったかと思ったら、すぐに『ベンチャー企業が抗体を開発』というニュースをやっていた。
http://www.youtube.com/watch?v=Ev2UnCuKgZs&list=UUGCZAYq5Xxojl_tSXcVJhiQ
これはあまりにもタイムリーすぎて笑ってしまった。
薬が出まわるまでに数年かかるといっているが、東京の公園にデング熱の蚊をばらまいたのはこの『医学生物学研究所』じゃないかと誰も勘ぐらないのだろうか。

コンピュータ・ウィルスの場合も、ウィルスをばら撒いているのは「コンピュータ・ウィルス対策ソフト」の会社ではないかと小生は勘ぐっている。

上記のニュース動画の後半で、「デング熱と隣合わせで生活しているタイでどんな生活をしているのか」と、タイでの聞き取り取材映像となっていた。それによると、「タイでは4年前から蚊取り線香が発売され、これが国民の秘密兵器となっている」と説明していた。

思わず「おい――」と突っ込んでしまった。
「4年前から蚊取り線香が発売って、それ以前、蚊取り線香がなかったとでも言うのか? 数十年前からあったわ!」
日本のニュースにかかれば、タイは僻地扱いである。
しかも蚊取り線香は、タイではいろんなメーカーがあるが、ニュースで取り上げらていたメーカーは「キンチョー」一色である。キンチョーの宣伝とも受け取れるがニュースでこれはいかがなものか。

マスコミの質が低下していると言われて久しいがどうなんだろう。

posted by 逍遥居士 at 00:03| Comment(0) | 日本のテレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月15日

究極のゲテモノか?!

一昔前、『世界まるごとHOWマッチ』という番組があった。大橋巨泉が司会の番組である。1983年から1990年までの7年間放送されていたようである。Youtubeでそれの最終回がアップされていたので、ボンヤリ見た。
https://www.youtube.com/watch?v=l1hwhHScXPk

番組の骨組みがしっかりしているのか、出演者がいいのか、なんなのかわからないが、いま見ても面白かった。

この番組の中でタイの食べ物に関する問題が出題されていた。(36分から44分頃)
そこで映し出されたチェンマイの風景は、空気感、時間の流れ、街の雰囲気が現在とずいぶん違っていた。この23年の間に変わってしまったんだなあと感慨深い。

市場には、蛇や亀や大型のトカゲが売られていた。いまはこんなもの売られていない。昔は自然が豊穣だったのだろう。

アリの卵を捕るところが映し出されたが、これは今も昔も変わっていないようである。

『アロンライ』というレストランが映し出された。ターペーゲート近くにあるレストラン(食堂)である。華やかな姿で映し出され、いまのさびれた姿から想像ができない。時の流れを強く感じた。

ここで場面が切り替わり、南部タイのトラートという町にとぶ。
マングローブの幹の中にいるミミズのような生物を捕獲し、「1キロ、さてHOW MUCH?」という問題だ。

このマングローブの幹にいる生物、名前を『トォワピェン』と表記され、その姿かたちが非常にグロい。大型のミミズのようであり、ヒルのようでもあり、いや寄生虫かとも思う。番組でもその生き物が何者なのか説明がない。それの食べ方がまたワイルド、生のままツルツルとうどんでもすするように食べる。思わず「うっ」と眉をしかめてしまう。あんなものを食べた日には、胃や腸の中でニョロニョロと居着かれてしまい、臓器をことごとく食い破られてしまいそうである。

その映像を見たら、その『トォワピェン』なる生物のことが気になった。謎の生物である。

今の時代、なんと便利になったものか。インターネットですぐに調べられる。
昔なら、『トォワピェン』なる名前をメモ書きし、図書館に行き、百科事典かなんかを片っ端から広げ、「これでもなさそうだし、これでもないよなあ」なんて言いながら時間をかけて調べなければならなかっただろう。それでも答えにたどり着けるかどうか。『トォワピェン』なんてカタカナ・タイ語からそう簡単に答えに行きつけるとは思えない。

『トォワピェン』
インターネッでチャカチャカと検索すれば、すぐに出てきてしまった。
『トアピエン』
フナクイムシ科に属する二枚貝の総称、貝の仲間、だってさ。
そう、要するに貝だったのだ。カキや赤貝を食べる感覚だったのである。正体が知れたら怖さがなくなってしまった。未知が消えてしまった。わかってしまうとつまらない。つまらない時代になったともいえる。

番組の中で、若き石坂浩二は、「食べたい」と真顔で言い、「どじょうみたいなものでしょう」と言う。「ミミズのように土に住むものは臭いがあって不味いが、木の中にいるものは絶対うまい」みたいなことを言って、周りをドン引かせていた。よく考えてみれば、『石坂浩二』という人も何者なのかよくわからない。役者? 芸術家? タレント? 埋蔵金探しの人? ハンサムだから誰も疑わないが、怪しい人である。

話が逸れた。

その『トアピエン』なるものを食べたい勇気のある人は、タイの海岸沿いの町(マングローブの生えているところ)へ行くといい。現地の人にお金を渡せば、きっと食べられることだろう。精力剤として効果覿面だそうだ。

が、よく考えてみれば、それを食べるためにタイ南部までノコノコ出かけていく勇気と行動力と体力がある人は、精力剤なんぞまったく必要としない人だろう。

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2013年03月30日

東野・岡村の旅猿 タイ

お笑い芸人の東野氏と岡村氏と、タレントのベッキーがタイを旅するという内容。
http://v.youku.com/v_show/id_XNTMzMzgxMjA4.html

「――そうか、オレはタイに住んでいるんだ」
小生はこの当たり前の事実を、番組を見て改めて悟った。

長年住んでいると、ガイコクにいるという感覚がなくなってしまう。テレビ番組で、タイの風景が映像として流れると、そこに映し出されている風景は明らかに日本と違う。それは明らかにガイコクだ。それと同胞であるはずの出演者のリアクションがいちいち大袈裟で、違和感を感じる。当然だが外国人丸出しだ。

「そうか、ここは外国なんだなあ・・・・」
日本の背中が遠くに感じた。

posted by 逍遥居士 at 00:32| Comment(2) | 日本のテレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月17日

高田馬場 ミャンマータウン

タモリ倶楽部という番組はずいぶん前から夜中にやっている。
いまもやっているようである。
タモリが高田馬場のミャンマー関係の店をめぐる。
http://v.youku.com/v_show/id_XNTE0NzY4NDky.html

高田馬場はミャンマー人が多いらしく、リトルヤンゴンと呼ばれているようである。在日ミャンマー人、合法違法も含めて2万人ぐらいいるようである。おもしろいことに、いや、おもしろいといったら失礼かもしれない、在日ミャンマー人は、毎月1万円、ミャンマー大使館に徴収されるようである。そうしないとパスポートを更新できなかったらいろいろ不都合があるようである。だから、モグリの方も含めて、在日ミャンマー人はせっせとミャンマー政府に貢がなければならない。毎月1万円ってすごく大変そうだが、今もこの決まりはあるのだろうか。

テレビ番組の内容に戻る。
番組では、ミャンマー料理の店、ミャンマー人美容師の店、ミャンマー雑貨を紹介する。日本にいるミャンマー人、みな日本語が流暢である。小生はミャンマーへも何度も行っているので懐かしい。ミャンマー語の数字も読み書きとも覚えたはずだがすっかり忘れてしまった。

ミャンマー料理でモヒンガーという麺料理が紹介されていた。ミャンマーではなじみの麺料理で、魚でだしがとられていて、見た目はさえないが味は旨い。タモリも含めて他ゲーノー人方も旨いとおっしゃっていた。しかし、ミャンマー現地でモヒンガーを食べようとすると、屋台でしか食べられず(まともな店がない)、欠けた汚いお椀に入れられたモヒンガーを食べることになる。日本から旅行でやってきたばかりの清潔主義者はなかなか喉に通らないだろう。食べればおいしいのだが少し勇気がいる。それに現地のモヒンガーは、私の記憶では、ブツブツと麺が切られており、確か箸を使わず、レンゲで食べていたような・・・・。記憶違いか。。

ミャンマー芸能についても紹介されていたが、ミャンマー人の歌手はみな歌がうまかった記憶がある。ミャンマー語は腹から出す言語なので、ミャンマー人は声が大きく、声量がある。よって歌手は声量があって、歌がうまい。タイ語は喉から音を出す言語なので、あまり声量のある歌手がいない。普段の話し声もコソコソ話す感じである。この前、喫茶店で茶をすすっていたら、韓国人の若い旅行者が入ってきて、まわりをかまわず大声でしゃべり散らしていた。とにかく声がでかい。しかも女性である。しかもデブっちょである。韓国語は大きく発声する言語の種類なのであろうか。元気でパワーが有り余っていることはすばらしいが、パワーは調整してもらいたい。ハン流とか言われていろいろ持ち上げられているが、現実はこのようなものなのだろう。

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2013年02月07日

タイの同性愛者

ネットで日本のテレビを視聴。
いつもながらガヤガヤとしたバラエティー番組を見る。
http://v.youku.com/v_show/id_XNTEwMDI1Nzc2.html
『ネプ&イモトの世界番付』という番組。内容は、多国籍の外人タレントをひな壇に並べ、文化の一面を「アアだ、コウだ」言ってふざけ合い、「ま、こういうことやろ」と和食テーストで一刀両断、解釈するというもの。国際的な番組のようだが、国際的といえるのか・・・。

まあ、それはいい。
テーマが『オネエが多い国ランキング』であった。

まず、ちょっと驚いたことが、「オネエ」という言葉。
番組では最後の最後まで『オカマ』のことを『オネエ』と言い通していた。日本では、オカマとも、ゲイとも、ホモとも言ってはいけず、『オエネ』といわないといけないという放送コードでもあるのであろうか。決して品のいい言葉には聞こえないがどうだろう。そういえば、一昔前、もう二十年ぐらい前になるだろうか、「ミスターレディー」という言葉があった。これもオカマということである。もうこの言葉は死語になってしまっている。『オネエ』なんて言葉も、寿命が長いとは思えない。

まあいい。

番組は当然ながら、オカマが多い国の一位にタイが輝いた。
タイに住んでいたら顕著にわかるが、本当にタイはオカマが多い。日本ではテレビタレントがオカマばかりになって、日本もオカマが多そうに思えるが、実際の日常生活でオカマに出くわすことは皆無である。その点タイでは、学校でも、職場でも、いろんなところでオカマがおり、普通に堂々と暮らしている。番組では、タイは偏見がない大らかな国、ということでまとめていたが、偏見がないわけではない。本人の前では侮辱しないが、陰では「ガトゥーイ」といって小ばかにしている。オカマが自由にしていられるのは、単にタイ人の気質的なところ、「君たちににかかわっているのはメンドーだから、好きにしてくれ」という形でほったらかしにされているだけのようにも思える。

番組ではまったく触れられていなかったが、オカマの反対、レズの方が気になった。

タイはゲイも多いがレズも多い。男みたいな女性がいて、女性と女性が普通に付き合っている。なぜかそのことはまったく報道されない。タイの大学の先生が言っていた。タイでは、大学に進学するのは圧倒的に女性が多い。7対3ぐらいの割合だろうか。とある大学の日本語学科で、17人が女性、男性が5名だけ、しかもその少ない男子の3名がオカマだと言っていた。それだけ女性が多いとなると、やはり、向かう先は、同性愛・・・・となるのか? レズの闇も深い。

同性愛者とは、女性のような男性もいれば、男性のような女性もいる。そのことも頭に入れておきたい。

posted by 逍遥居士 at 00:33| Comment(0) | 日本のテレビ番組 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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