ショッピングセンターにいけばチェーン展開している日本食レストランが数々出店しているし、町でも寿司は手軽に食べられる。最近では庶民向けの食堂にまで日本食が進出している。
そんな中、ワット・プラシンの近くにうどんの店を発見した。高い店ではなく庶民向けの食堂である。が、うどんといっても、うどんモドキである。出汁は鰹だしなんか使っていない。鰹節はこちらで買うと高いから、そこは鶏か何かを使っているのだろう、よくわからない味のスープ。
そしてこのうどん屋では日本のカレーライスも食べられる。値段は45バーツ。安い。
チェンマイ市内でカレーの店があると、いろいろ足を向けているが、ここが日本カレーでは最安値かもしれない。
いや、『大阪のおかん』があった。あそこは35バーツ。しかし大阪のおかんは日本のカレーのルーを使っていない。なんか変な感じの味。あれは本当にカレーライスといっていいのか。ま、安いということは安い材料を使っているわけで、それで「本物の旨さ」を求めるというのも、虫のいい話だが。
しかし、このうどん屋のカレーは日本のルーを使っている。味も一般的なカレーライス。なんかちょっと物足りない気もするが、それが何なのか・・・。
そのカレーがこれ。
よく写真を見ていただくとわかるが、ゴマがふりかけてある。
ゴマ?? カレーとの不思議なコンビネーション。んんん・・・、テンションが下がる。
何度かこの店に通うと、さらにサービスをしてくれ、今度は刻みネギがふりかかっていた。
ネギ!?? カレーに薬味?
小さな心遣いはうれしいことだが、余計なことをしなくてもいいことがある。
カレーにネギ・・・・。
斬新だなあ。


